こんにちは。らむねです。
離婚後、別れた相手と子どもを合わせたくないと望む人もいます。
もちろん、自分の感情だけで、子どもが親と会う権利を奪うことはできませんが、
「子どもと会わせないほうがいい理由」がある場合はそれが認められることも……
今回はそんな離婚後のお話です。
養育費も払わないし、近づかないでほしい! と言った元夫が子どもを待ち伏せして……
本間由美さん(42歳)は、自称パフォーマーとして活動している力男さん(47歳)と
1年の交際を経て結婚。10年間の結婚生活の間に2人の子どもを授かりましたが、
現在は離婚をしています。
当時、結婚を機に力男さんは就職をしましたが、並行してパフォーマーの活動も続けていました。
しかし、それは収入よりも支出の方が多く家計はいつも火の車。
由美さんが結婚前から続けている仕事の収入でどうにかやっていけている状況でした。
そんな結婚生活が1年経ったころ由美さんが妊娠。
これを機に、都内にある裕美さんの実家を2世帯住宅に建て替えて、同居しようという事になりました。
その建て替えの費用は、
力男さんには全く貯金がなかったので、力男さんの両親が費用の半分をもつことに、
残りは由美さんの両親が支払うことになりました。
由美さんは、結婚してまでお互いの両親に迷惑をかけていることを申し訳なく感じていましたが、
力男さんはこのことを「すごくラッキーだったな!」と……。
この頃から、由美さんは力男さんに対して違和感を持ち始めました。
自分勝手な上にセコさが露呈した夫
由美さんは産休に入る前、収入もままならない力男さんに、
「パフォーマーの活動はやめてほしい」
とお願いをしていました。
しかし、口では「分かった」と言うものの活動を減らすことはなく、
由美さんがつわりで大変なときにも、労わってくれることもなく
活動があるからと毎週末、出かけて行きました。
そしてそれは出産後も、さらには年子で生まれた2人目のときにも変わることはありませんでした。
2人はこのことで言い争うことが増え、
力男さんは益々「自分がしたいことを貫く」スタイルに……。
家にいるときも自我を貫く力男さんは全てにおいて「モラハラ」状態に陥っていました。
生活費は最低限しか渡さず、自分のしたい事には多額のお金を使い、
何かにつけて両親に「何かしてもらおう」とする……。
さらには子どもたちにも自分の言うことを聞かせようとして、それが通らないと泣かせる始末……。
由美さんは徐々に「離婚」をしたほうがいいと考えるようになりました。
由美さんは産休後、時短勤務をしていましたが両親の協力のもとフルタイム勤務に切り替え、
着々と離婚の準備を進めていきました。
その間、力男さんは由美さんが何も言ってこないのをいいことに、やりたい放題。
女性と浮気までしているようでしたが、あえて放置してその証拠だけは写メなどをして残していました。
そして、全ての準備が整ったところで、由美さんは力男さんに離婚を切り出しました。
離婚を切り出された力男さんは素直に離婚を受け入れる? それとも……。
(2018.09.06)